がくしゅうちょう

書いて残す

今日の日記

最近、最近ていうかまあわりと前から急に寒くなって、日が照ってる時間もたいへんにみじかくなってしまった。季節性鬱というものがあるらしいけどもしかすると私もその厄介そうなものをうっかり持ち合わせてしまっているのでは、というほど気分が落ち込む。季節性鬱は一説によると冬に日照時間が短くなって、太陽の陽を浴びなくなることで体内のサイクルみたいなものが乱れることによって起こるらしい。そういえば最近陽に当たってないな。

私は介護の仕事をしていて、働く時間のパターンは主に早出、遅出、夜勤の3つ。冬場の早出は日が昇る前に出勤し日が落ちきる寸前くらいに退勤、遅出は昼間に家を出るけれど今から出勤かあ〜というすこし重い気持ちで職場に向かいもちろん退勤時間にはとっくに日が暮れている。夜勤は言わずもがなだけど夜通しひとりぼっちで業務をこなさなければならないので、勤務中の自分の鬱っぽさったらない。そう思えばやっぱり陽を浴びる時間はその他の季節に比べて格段に短くなってしまっている。夜勤中、鬱さが振り切ってしまって「精神科に行きたい!!!たすけて!!!」みたいになのが深夜の2〜3時くらいにピークで湧きあがることがあるけど、なんだかんだで乗り切って日が昇り、退勤するともう眠気と日勤者に無事仕事を繋げたことに対する安堵とで結果どうでもよくなってしまい、家に着いたらそのまま泥のように眠る、みたいなかんじになってしまう。


仕事は楽しい。人と関わることはどちらかといえば得意ではないけどとてもすきだから、いまの介護の仕事は自分に合っていると思う。介護は給料が少ないと言われがちだけど、まあ実際そうだけど、私個人としては(家庭も持っていないどころか実家暮らしだし)それなりに満足している。


なのになんでこんなに不安なんだろう、と思うときがある。ときがある、というか最近はいつもそういう鬱屈としたことばかり考えてるような気がする。仕事はたのしいから職場ではわりとずっと笑顔でいられていると思うのに、その自分と真反対のところでずっとうずくまって動けないでいる、みたいな自分がいるのも感じていて、とくに最近はその2つの二極化が激しい。お互いが私を真ん中にして全く違う方向に歩いていこうとするから、いつか身体ごと真っ二つに分裂しちゃうんじゃないか、というヤバいことを考えたりもする。
明るい部分の自分と暗い部分の自分が、お互いを少しバカにしていることを私は知っていて、その状況を不安と思ってるのかもしれない。明るい方に傾いているときの自分は、暗い方をみて「なんだあんな鬱っぽくてうずくまって自分を悲劇のヒロインみたいにして、ウジウジ考えてる暇があるんならもっと動いてみろよ」みたいなことを言う。でも暗い方が幅を利かせてきたときには、もうすべてがまっくろになる。自分のことも見えなくなってるしもちろん明るいほうなんか眩しくて鬱陶しくて目を向ける気すら湧かない。がらんどうで無気力で、そのくせさみしいなんて思ったりするもんだから、誰か外に連れ出してくれないか、と思ったりして、でもそんな都合よく声をかけてくれるひとなんかいなくて、そんなことはじめから分かってるし、とか勝手にひとりで強がったりして、あげくまた落ち込む。我ながら不毛で滑稽で、かわいそうだなと思う。


なんでこんなにめんどくさいんだろういつからこんなふうになったんだろう。ぐるぐるぐるぐる、どうしようもないことを考える、考えてたら朝になって、また夜が来て、明日になって明後日になっていつの間にか1ヶ月半年一年と月日が経ってた、あれ、3日前のことかと思ったら2年半前じゃん、みたいなのがここ数年の私である。時間が経つのがはやく感じるようになるってのは大人あるあるみたいだけど、このことか。

大丈夫かよ、そろそろしっかりしないとだめだよなあ。もうじゅうぶん、大人って言われる年齢なのに。まだ22だけど。今年ハタチになりました!って楽しそうにしてる私より年下のひとたちのほうが、ずいぶん大人にみえる。たくさんのひととお酒をのんで楽しそうにしてて、親とか先生とかに感謝のきもちをちゃんと伝えてて。すごいなあ

 

今はとにかく、だいすきなクリスマスをだいすきな友達と楽しく過ごす、ただそれだけのために生きてるし、まあそんな感じでいいや、とも思っている。


焦るのはもうちょっと先でいいって、誰かに言ってもらいたい。ずっとこんなかんじでいたいし、はやくちゃんとした大人になりたい。