がくしゅうちょう

書いて残す

日記

もう二度と会えない、みたいなやつ、よくあるキャッチコピー的なかんじで見かけることがあるけど、ドチャクソにつらすぎないか?悲劇的すぎる。だって、もう二度と、二度と会えないんだろ?やばい、つらい。

最近「二度と会えない」がほぼ確定してしまった人ができた。私はその人のことがほんとうにだいすきだった。あの場所に行けばいつでも会える、戻れる、と思って会わないでいるうちにもう数年経っていて、気がつけば「二度と会えない」というところまで来てしまっていた。愕然とする。こんなことになるなんて思ってもいなかったのになあ。どうしていつまでも触れていられるなんて、あのとき思ってしまったんだろうなあ。あんなに近くで、笑ったり喋ったり、あるいは何も話さなくとも同じ空間で存在していたのに。
会えない、もう二度と、ほんとうに?
会おうと思えば会える、だけど会うべきでない、みたいなのもある。どんな理由も命にはかえられないと思っていたけど如何なる時でもそうだとは言いきれないということなのかもしれない。自分を納得させるためだけの考えかたかもしれない。
どうか最後まであの笑顔でいて。たぶん私なんかがこんなふうに祈らなくたって、あの人はたくさんの人に愛されていたから、幸せな最期を迎えるんだろうなとおもう。こういうこと考えてると、ほんとうに自分がなんのために生きてるのか分からなくなっちゃうな。考えてみれば、もう二度と会えない可能性がある人なんて今までに会ったことのある人全員を指すことだってできるのに。失くしてから気づく幸せとか、そんな簡単に言えるもんじゃないんだよ、毎日毎日繰り返し聴く音楽や、人との関わりの中でそんなの何度だって、そうだよな、ほんとうにそのとおりだって思って生きてきたのにこんなことになる。じゃあどうすればよかった?生きていくって、こういうことなのか。どんどん自信がなくなっていくなあ

 

もう二度と会えない、もう二度と、会えないのか

かなしいな